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電材向け、低誘電材料「ACNモノマー」

現在、弊社では日本・欧州・インド・中国の提携先と連携して、電材向け、低誘電材料などをカスタマイズ製造・販売しております。

年々取扱量も取扱種類も増えてきております。

少量対応・受託製造も対応可能ですので、御気軽にお問い合わせください。

中国に本社をおくメーカーです。

ACNモノマーとは

ACNモノマーは、アセナフチレンそのものの単体原料です。

  • 製品名:Acenaphthylene
  • CAS No.:208-96-8
  • 分子式:C12H8
  • 分子量:152.19
  • 外観:黄色フレークまたは黄色結晶粉末
  • 融点:約92.3~93.5℃
  • 沸点:約274~276℃

 

Poly-ACNやACN-DVB共重合樹脂とは異なり、ACNモノマーは、ユーザー側が自社の樹脂や他のモノマーと組み合わせ、重合条件や配合を設計するための原料という位置づけになります。

供給可能なグレード

下記2グレードを供給できます

  • 97%グレード
  • 99%グレード

 

両者の違いは主に純度と不純物量であり、ACN自体の分子量は共通となります。

現在日本へ継続的に供給しているものは97%グレードで、代表的な97%品では、下記のような分析結果となっています。

  • ACN純度:約97.8%
  • 主な不純物:Acenaphthene、2-Methylnaphthalene
  • 総金属イオン:10ppmまたは10ppm以下の管理
  • 融点:約92.5~93.5℃

99%品については、不純物量がさらに低く、ACN純度99%以上の高純度グレードという位置づけになります。

ACNモノマーのアドバンテージ

① ユーザー側での材料設計自由度が高い

完成された共重合樹脂ではなく単体原料であるため、ユーザー側で、

  • 組み合わせる樹脂・モノマー
  • ACNの添加量
  • 分子量
  • 架橋密度
  • 開始剤
  • 反応温度
  • 最終的なフィルム・板材・成形体の形態

などを調整しやすい。

そのため、既製のACN-DVB共重合樹脂がユーザーの配合や加工条件に合わない場合でも、ACN骨格だけをユーザー自身の技術で取り入れられる可能性がある。

② ACN系共重合樹脂より価格面で入りやすい可能性がある

ユーザー側に重合・配合技術がある場合には、ACNモノマーから検討する方が、価格面では入りやすい。

③ ACN由来の剛直な骨格を、自社材料へ導入できる

ACNは、ナフタレン環に二重結合が直接結合した、比較的剛直で平面性の高い構造を持っている。

このACN骨格を共重合体の主鎖へ取り込むことで、一般的には、

  • 主鎖の剛性向上
  • 耐熱性向上
  • 熱膨張の低減
  • 寸法安定性
  • 誘電特性の改善

などに寄与する。

④ 日本向けの供給実績がある

ACNモノマーを定期的に、毎月供給している

⑤ 精製・品質管理面に特徴がある可能性

ACNについては、精留・蒸留精製技術により、

  • 色調
  • 不純物
  • 分解物
  • 酸化劣化
  • 金属イオン

などを比較的安定して管理できることが、電子材料用途で評価されている。

基本的な使用方法について

  • ACNは重合可能なモノマー
  • 熱による重合開始温度は約130℃
  • 過酸化物系の開始剤を使用する方法が、より適している

そのため、ACNは約130℃付近から熱重合させることが可能で、過酸化物系開始剤(例:BPO,BIBPなどがこれまでの記録で残っています)を使用する方向が基本になる。

ただし、実際の添加量や反応条件については、ベース樹脂や加工条件に合わせて設定する必要がある。

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