ニュースMTトレーディング 2022年1月7日号

合成繊維　アジア価格上昇　原油高影響
原油高を背景に合成繊維がアジア市場で値上がりしており、ポリエステル短繊維は前月に比べ１割高くなっています。
中国・ウイグル自治区産の綿花をめぐって人権問題が提起され、米国綿に需要が集まり天然綿花も値上がりしています。
これが割安なポリエステル短繊維などへの切り替え需要を喚起したことも要因です。

経産省　「尿素水」原料増産要請
経済産業省はディーゼル車の排ガスを浄化する「尿素水」の原料となる尿素の増産を国内メーカーに要請しました。
輸入の３割を依存する中国が１０月から輸出規制を始めたことで日本国内で品薄感が広がり、物流が停滞する懸念が出ています。
メーカーは増産に応じており、経産省は年明けには品薄感が改善に向かうと見込んでいます。

中国コロナ感染拡大　西安ロックダウン
新型コロナウイルスの感染拡大に対し西安市は約１３００万人の全市民の外出を制限し、不要不急の外出や市外への移動を禁止しました。
西安市では電気自動車（ＥＶ）大手などが対応を急ぎ、東北部の大連市では１００社以上の水産加工場が停止しました。
北京冬季五輪に向け、感染そのものを抑えこむ「ゼロコロナ」政策を強めており、経済の重荷となるのは避けられない見通しです。

2021年　供給制約　商品相場高騰
2021年、商品相場高騰のキーワードは供給制約でした。
生産、物流の現場で労働力や資材が不足し、コロナ禍からの急速な需要回復に追いつけなくなりました。
半導体不足は自動車などの生産にブレーキをかけ、米国発の「ウッドショック」は国内にも波及しました。
改善の気配はあるものの、上海から米西海岸に行くスポット運賃は同５倍強の水準です。

ＲＣＥＰ発効　世界３割の自由貿易圏
日中韓や東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）などが参加する東アジアの地域的な包括的経済連携（ＲＣＥＰ）が１月１日発効しました。
国内総生産（ＧＤＰ）と貿易総額、人口のそれぞれで世界の約３割を占める巨大な自由貿易圏が誕生することになります。
中国向け工業製品輸出の無税品目の割合は８％から８６％に、韓国は１９％から９２％と大幅に拡大し、市場の取り込みに期待がかかります。

コロナ飲み薬　２０万回分確保
岸田文雄首相は厚生労働省幹部らと新型コロナウイルス対策の態勢を確認しました。
厚労省が特例承認した米メルク製の飲み薬「ラゲブリオ（一般名モルヌピラビル）」について、
国から供給を受けるための登録を済ませた医療機関や薬局は１万施設ほどになりました。
２０２１年末までに２０万回分を確保しています。

経団連十倉会長 (住友化学会長)　3％超の成長期待
経団連の十倉雅和会長(住友化学会長)は各紙との年頭インタビュー

> 政府は経済見通しで３％を超える成長を予測したが、楽観視は出来ない

> 資源高が続く覚悟はしておかないといけない

> 重要なステークホルダーである従業員に成果の還元をしなければならない

今年も全社員、元気ハツラツでいきたいと思います　＾＾

弊社の今年のスローガンは「関わる方々を、全力で幸せにしよう」です!!!

「皆様の笑顔を少しでも多く作ること」で、我々もきっと幸せな一年を過ごせると信じて、頑張りたいと思います。

個人的には今年一年、ゴルフを頑張ります!! ^^

（例え、、OBを打っても、、それが僅かにOBだとしても、、、折れない心で頑張りたいと思います!!! ww) ^^