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ニュースMTトレーディング 2021年12月24日号

シリコンウエハー 出荷面積 過去最高更新
SEMIによると、2021年のシリコンウエハーの出荷面積3年ぶりに過去最高を更新する見通しです。
半導体市場の拡大で来年以降も高い成長率は続くとみられており、
信越化学工業やSUMCOなど大手各社生産能力の増強を進めますが供給量の上積みにはまだ時間がかかる模様です。

住友化学 低炭素向け 1200億円投資
住友化学は2030年度までに低炭素社会に向けた技術開発などに1200億円程度投資すると発表しました。
二酸化炭素からプラスチックの原料をつくる技術の開発や、
廃棄プラスチックを原料レベルまで分解し再利用する技術の事業化などにあてます。
化学産業は多くの温暖化ガスを排出しますが、住友化学は温暖化ガス排出削減に貢献する製品や技術を実用化し排出量の相殺を狙います

浙江省 感染拡大 工場停止広がる

中国浙江省で新型コロナウイルスの感染が拡大し、工場の稼働が停止するなど影響が広がっています。
半導体関連企業や化学薬品メーカーなど上場企業の10社以上が工場の稼働を停止したと公表しました。
中国政府は北京冬季五輪を控え新型コロナを徹底して抑え込む姿勢ですが、厳格な感染対策が経済活動の重荷となっています。

酢酸国内価格 3割上昇
酢酸の国内取引価格が上昇しており、高純度品の価格は11月に比べて約3割高くなっています。
10月に電力制限により中国内の一部の工場が稼働を6割まで下げたことで供給不足に陥り、
結果的に国内価格の値上がりにつながりました。

日本医薬品 貿易赤字今年3兆円超
日本発の画期的新薬の減少もあり、医薬品の貿易赤字額は21年に初めて3兆円を超える見通しです。
新型コロナウイルスでも国産ワクチンの開発が遅れ、輸入に頼っていることが赤字に拍車を掛けました。
貿易赤字は日本企業が海外に生産拠点を移したことと日本企業の創薬力が落ちたことが原因だと言われています。

国内企業物価指数 9.0%上昇 41年ぶり上昇率記録
エネルギー高を背景素材など企業物価が上昇しています。
11月の企業物価指数は前年同月比9・0%上昇し、1980年12月以来41年ぶりの上昇率を記録しました。
消費者物価も上昇する米国に比べると、小売価格の上昇は一部に留まっています
価格転嫁が進まなければ、企業収益の圧迫につながると懸念されています。

化粧品4社 販促物 紙製に変更
資生堂など化粧品4社は、小売店の化粧品コーナーなどで使う販促物や陳列用具を紙製のものに切り替えると発表しました。
商品を紹介するポップや陳列用ラックは、強度を保ち汚れに強いプラスチック製が主流です。
廃プラなどによる環境負荷の低減を目指し、メーカーとしてプラスチックの使用削減に取り組む姿勢です。

オーガニック食品 存在感高まる

健康志向や環境意識の高まりを背景に、オーガニック食品や日用品がより身近になってきました。
商品自体の品質向上やSNSによる情報の拡散により、誰でも手軽に購入できる環境が整いつつあります。
イオン傘下の専門店や海外の有力通販サイトが市場拡大のけん引役となっています。

阪神タイガース 寅年に悲願の優勝を
西河は大の阪神ファンなのですが、2021年はあと一歩で優勝を逃す悔しいシーズンでした。
寅年の来年こそは悲願の優勝を願って応援したいと思います⚾
ぜひお電話の際にはプロ野球について語りましょう!

 

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