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ニュースMTトレーディング 12月3日号

第一三共が中国での抗がん剤事業に参入
第一三共中国2023年後半までに新型抗がん剤の承認を取得し販売を始める計画です。
提携する英アストラゼネカの販売ネットワークなどを駆使して需要を取り込み、
中国向け売上高を26年3月期までに前期比2倍強の1000億円に引き上げることを目指します。

10月の合成繊維生産量、18・9%増
日本化学繊維協会によると10月の合成繊維生産量は4万8593トンでした。
昨年同月比で18・9%増え、7カ月連続で前年を上回っています
自動車のエアバッグなどに使うナイロン長繊維の生産量41・8%増えましたが、9月と比べると自動車減産の影響で増加幅は縮小しました。


アンモニアが脱炭素の切り札に

アンモニアが脱炭素の切り札として注目を集めています。
水素を運ぶ液体としてだけでなく、燃やしても二酸化炭素が出ないことから、石炭に代わるクリーン燃料としても期待されています。
住友金属鉱山、EV電池のレアメタル再利用へ
住友金属鉱山が電気自動車用の電池に含まれるレアメタルの再利用を始めます。
コバルトやリチウムにおいて鉱石からの抽出と同等の品質、コストを実現する世界初の技術を確立しました。
レアメタルは中国が高いシェアを持つ品目もあり、経済安全保障の観点でも重要とされています。

富士フイルムが医薬品開発製造受託に累計6000億円を投資へ
富士フイルムホールディングスが医薬品の開発製造受託に累計6000億円を投じる姿勢を見せています。
半導体産業では設計と製造の分業が進み、受託生産会社の台湾積体電路製造(TSMC)が台頭しました。
医薬品産業でも同様の分業が進む可能性は高く、富士フイルムは「医薬のTSMC」の座を狙います

中国で工場発ライブコマースの利用が拡大
中国沿海部の工場でライブコマースの利用が拡大しています。
新型コロナウイルス禍で輸出が伸び悩んでいるため、ライブコマースで中国国内向けの販売に方針転換する工場が相次いでいます。
2025年の中国のライブコマース市場規模は20年の5倍以上に成長し、100兆円を突破する見通しです。

半導体製造装置なお不足、世界大手7~9月、在庫回転率高水準
半導体需要の拡大を受けて、製造装置の在庫不足が続いています。
世界大手9社の2021年7~9月期の在庫回転率は5回強と11年ぶりの高水準になりました。
半導体メーカーが増産計画を打ち出すなか製造装置の作り込みが遅れれば、世界的な半導体不足の解消に影響がでる可能性もあります。

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お役に立てるようであれば、御相談だけでも喜んでお受けさせて頂きます。
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