MT TRADING BLOG

ニュースMTトレーディング 9月22日号

TSMCがこの10年で最大の値上げへ
台湾積体電路製造(TSMC)が値上げを準備しているとのことです。まだ受注分の生産をしているため、値上げの影響は22年以降に明確になるとみられます。基礎材料から半導体が基板に実装される前の最終工程のパッケージング、検査まで半導体サプライチェーン(供給網)のほぼすべての段階で価格が上昇しており、スマホメーカーの事業戦略にも影響する可能性があります。

フェノール価格、3カ月ぶり下落
合成樹脂などの原料となる基礎化学品フェノールの国内大口価格が3カ月ぶりに下がりました。三井化学などが決める9月分の価格は1キロ310・9円で前月と比べ9・3円(2・9%)安くなりました。値決めの指標となるベンゼン価格の下落を反映しました。

鉱工業生産1.8%上昇、九州7月、回復傾向続く
九州経済産業局が発表した7月の鉱工業生産指数は前月比1・8%上昇し104・8となりました。全体の基調判断は回復傾向が続いているとして「持ち直している」で据え置きました。業種別では全13業種中、6業種が上昇しました。

千寿製薬、目薬など医薬品製販――眼科バイオ後発薬を柱に
目薬を中心に医薬品の製造販売を手掛ける千寿製薬は、製剤化の技術や医療機関とのネットワークを生かして国内で初めて眼科のバイオ後発薬を実用化します。患者向けのアプリや検査サービスなど新領域も検討をしています。

エーザイ、連続生産を初導入
エーザイが、連続生産と呼ばれる新しい薬剤の製造承認を国内勢でいち早く得ました。生産条件を設定する時間やコストの低減が期待され、欧米の製薬大手も導入を進めています。

スマホ放熱材折り曲げ可能、大日本印刷、薄さ0.2ミリに
大日本印刷が、発熱するCPU(中央演算処理装置)などの温度を下げる放熱部材である「ベイパーチャンバー」を開発しました。約0・20ミリメートルという薄さによって従来の商品では難しかった部品の折り曲げにも成功しています。

中国卸売物価9.5%上昇、8月、13年ぶりの伸び
中国国家統計局が9日、2021年8月の卸売物価指数を発表しました。7月の9・0%より拡大し、08年8月以来13年ぶりの高い伸びとなりました。資源高が素材や中間財の価格を押し上げ、川下企業のコスト負担を重くしています。

タイへの直接投資、上半期4倍
タイの投資委員会によると、2021年1〜6月の国外からの直接投資額が急増しました。最大の投資国である日本や米国、中国の企業による電子機器や医療用品分野などへの投資が膨らみました。国・地域別では日本が首位で、投資申請額は427億バーツと約2倍になりました。

 

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